大自然の中でリフレッシュ。サステナブルなキャンプへの心構えとは
夏本番のこの季節、山や川でキャンプの予定を立てている人も多いかもしれません。しかし、これからキャンプを始めたい人にとっては、興味と同じくらいに疑問や不安もついてまわるもの。今回は、ビギナーが知っておきたいキャンプの魅力や地球にやさしいキャンプの楽しみ方、そして、現地で活用したいアイテムなどを紹介します。
キャンプによる心身への嬉しい影響とは?
私たちは普段、街中での暮らしで便利さの恩恵を受ける一方、仕事や時間に追われ、気が付かないうちに疲れをためこんでしまいます。キャンプで山や川など雄大な自然に身を置くと、たまった疲れやストレスをリセットでき、免疫力アップにもつながります。
キャンプはメンタルヘルスにもポジティブな影響を与え、自然の中で五感が刺激されることで料理をおいしく感じられたり、美しい景色を見ることで豊かな感性が育まれます。仕事で行き詰まったときにキャンプに行くと頭の中がリフレッシュされ、思わぬアイデアがひらめくといった話もよくいわれます。また、夜におこなう焚き火は、炎のゆらぎが人の呼吸や心拍のリズムと同じであることから、リラックス効果があるともいわれています。
ごみ処理やエネルギーを意識して 地球にやさしいキャンプを
大自然の中でゆったりと過ごすキャンプの時間。しかし、街中から持ち込んだごみを放置したり、飲み残しなどの排水を河川に流すと、自然環境を著しく破壊してしまいます。地球にやさしいキャンプを楽しむために、いくつか環境への配慮が必要です。
・繰り返し使える食器を選ぶ
紙やプラスチックの食器は使いやすさが魅力ですが、処分の際にごみとなってしまいます。木や金属でできた繰り返し使える食器を使い、なるべくごみを出さないように心がけましょう。
・水筒を持参
キャンプ場では水道の環境が整っていないことがあり、水は一定量を持ち込むことが推奨されています。しかし、ペットボトルは自然に還らない素材が多いため、飲み水などは水筒に入れて持ち歩くようにしましょう。
・太陽熱を利用
照明や機械の操作に使用する発電機は、ガソリンを燃料としたものだと環境汚染のおそれがあり、給油もセルフでおこなうことができません。ソーラーパネルを使った発電機であれば軽量で持ち運びやすく、キャンプにぴったりです。
・天然素材の石鹸や食器用洗剤を使用
食器や手を洗うとき、石油を原料とする合成界面活性剤を含んだ石鹸・洗剤を使うと河川を汚すおそれがあります。自然界にあるものを原料とし、微生物による分解性が高い天然界面活性剤を含んだものを使用しましょう。
・ごみの処理とリサイクル
キャンプ場でのごみは持ち帰ることが基本です。ごみ捨て場が設置されている場合でも分別を徹底し、リサイクルにつなげることを心がけましょう。食材は、出発前に下処理を済ませておくと生ごみを減らすことができます。
アイテム選びも環境への配慮を忘れずに
キャンプアイテムも様々な種類が販売されていますが、環境に配慮されてつくられているかを基準に購入を判断しましょう。エコで自然に還る素材でつくられているか、キャンプ場を汚すことがないか、太陽光を利用するなどエネルギーにも配慮されているか、といったポイントに注目してアイテムを選んでみましょう。
ビギナーが知っておきたい、サステナブルなキャンプの楽しみ方などを紹介しました。環境に配慮したキャンプは持続可能なライフスタイルにもつながっていきます。地球環境について考えるきっかけとしてキャンプで心身をリフレッシュさせ、自然と調和するアウトドア体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。


