下着の正しい捨て方を知って、人や地球にやさしい選択を
古くなった下着をどのように捨てていますか?捨てるタイミングや方法が分からないという方も多いと思います。定期的な買い替えが必要な下着だからこそ、正しい処分方法を学びましょう。
毎日身に着ける下着の寿命を知ろう
下着は種類によって寿命が違います。お手入れ方法によっても異なりますが、ブラジャーは100回程度の着用で買い替えが必要といわれています。また、ワイヤーが変形して見た目がくたびれていたり、カップがへこんでいる、ストラップが伸びてしまっているものは買い替えどきです。
ショーツはもう少し劣化が早く、70回〜90回程度の着用で買い替えるのが理想といわれています。ゴムが伸びている、生地が薄くなりレースが傷んでいる、クロッチ(股布)の汚れが取れにくいなどは買い替えどきのサインです。
・https://www.okadaya.co.jp/shop/pages/replacement-article001.aspx
正しい処分の仕方で、地球と自分にやさしく
透明な袋にそのまま下着を入れて捨てると、下着を盗まれるなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
また、ブラジャーのワイヤーやホックなどのパーツは、資源をリサイクルするために分別が必要です。正しい処分方法を知って、地球と自分にやさしい選択をしましょう。
<下着の正しい処分方法>
・中身が見えないように新聞紙や紙袋・包装紙などで包んで捨てる
・ハサミで細かく切って捨てる
ワイヤーやホックなどのパーツは素材によって異なるため、各自治体の指定に従い分別しましょう。
企業の取り組みを活用して、 ブラジャーをリサイクル
近年では店舗での回収や、郵送されたブラジャーのリサイクルをおこなう下着メーカーも増えています。それぞれの取り組みを知って、ブラジャーをリサイクルしてみてはいかがでしょうか。
tutuanna
全店舗で、古くなった下着の回収を実施しています。リサイクル希望のアイテムを袋に入れて、封を閉じた状態で持っていきましょう。ブラジャーだけでなく、靴下や肌着、他店で購入した商品の持ち込みも可能です。
「チュチュアンナ リサイクル」https://online.tutuanna.jp/shop/pages/column_recycle.aspx
ワコール
約800店舗でブラジャーのリサイクル回収を実施。特設サイトで不要なブラジャーのチェック方法などを記載しているので、捨てどきが分かりやすいです。
「ワコール ブラリサイクル」https://www.wacoal.jp/braeco
プラブラSDGs
梱包材にプラスチックを使用しない「プラスチックフリー」と、不要になったブラジャーを資源として再生する「ブラジャーリサイクル」を推進。リサイクルキットを申し込み、専用紙袋にブラジャーを入れて返送すると、再生エネルギー資源へと生まれ変わります。また、売上の一部は植林団体に寄付されます。
プラブラSDGs https://www.splash-web.net/page/10
毎日身に着ける下着だからこそ、つけ心地がいいものを着用し1日を気持ちよく過ごしたいですよね。また、下着を正しく処分することは、地球環境の保護や、トラブルに巻き込まれないための予防にもつながります。企業の取り組みなどもチェックして、ぜひ活用してみてください。