帽子から広がる、新しいものづくり。「KIJIMA TAKAYUKI」「answer It」が描く未来
「スタイリングで生きるデザイン」をコンセプトに掲げるヘッドウェアブランド「KIJIMA TAKAYUKI(キジマ タカユキ)」。熟練した職人による丁寧なものづくりと、伝統的な技術を受け継ぎながらも、時代の空気感を取り入れたデザインで、メンズ・ウィメンズ問わず支持を集めています。今回は、ヴィンテージ素材や制作過程で生まれる端材に新たな可能性を見出すプロジェクト「answer It(アンサーイット)」にフォーカス。コレクションに込めた想いやものづくりへのこだわりに加え、ZOZOVILLA(ゾゾヴィラ)で展開するアイテムや、お気に入りの帽子を長く楽しむために自宅でできるお手入れ方法も紹介します。
スタイリングを引き立てる、 KIJIMA TAKAYUKIの帽子
2013年、デザイナーの木島隆幸氏が前身ブランドからKIJIMA TAKAYUKIへとブランド名を改め、 新たな一歩を踏み出しました。ブランドが掲げるコンセプトは、「スタイリングで生きるデザイン」。コーディネート全体を引き立てるサポーターとして、自然な佇まいでありながら確かな存在感を持つ帽子が揃っています。
アイテムは、熟練した技術を持つ職人たちが、心地よい着用感を追求しながら細部までこだわり、手作業で丁寧につくり上げています。
アトリエには、さまざまな形の帽子の木型が並ぶ。
素材と対話し、新たな表情を生み出すanswer It
2021年にスタートしたラインであるanswer Itは、ヴィンテージ帽子やデッドストック素材、コレクション制作で生まれる端材から、新たな帽子を生み出すプロジェクト。answer Itが生まれた背景には、変わりゆく世界情勢の影響でこれまで当たり前に使えていた素材の調達が難しくなるなか、ヴィンテージ帽子の良質な素材とその希少性に着目したことからプロジェクトが始まりました。その根底には、帽子づくりの未来や環境のために、長期的な目線で投資していきたいというビジョンが掲げられています。
良質な素材が使われたヴィンテージ帽子を、職人が一点ずつ丁寧に解体し、現代のサイズ感やスタイリングに合うようなデザインへと再構築。それぞれの素材が持つ個性と向き合い、オリジナルへの敬意をもちながら、素材が歩んできた時間や魅力を活かした一点へと仕上げています。
ZOZOVILLAで展開するanswer Itのラインナップ
国内外で人気のブランドが集まるZOZOTOWNのラグジュアリー&デザイナーズゾーン「ZOZOVILLA(ゾゾヴィラ)」にて、KIJIMA TAKAYUKIの限定アイテムを2026年6月24日(水)より販売。
限定カプセルコレクションは、ブリムとクラウンに施された"ZZ"ステッチや、新たに追加したSループによって、既存のプロダクトに新たな表情をプラス。ブランドらしい洗練された佇まいはそのままに、特別感を楽しめるアイテムです。 アイスグレーをベースに、BLACK・GRAY・REDの3色のステッチを施した限定カプセルコレクション。それぞれ異なる表情を楽しめるのも魅力です。
パッチワークマウンテンハットは、定期的にリリースされる通常コレクションのモデルですが、コレクション製作の過程で生まれた端材を組み合わせ、再構築の可能性と美しさを体現したアイテム。一つひとつが異なる表情を持ち、世界にひとつだけの仕上がりとなっています。
お気に入りの帽子と長く付き合うために
お気に入りの帽子を長く楽しむために、素材に合わせたケアも大切。ご自宅でのお手入れ方法を素材別に紹介します。
KIJIMA TAKAYUKIのアトリエでは、ストローハットやフェルトハットなど、アトリエメイドの帽子のメンテナンスの対応も可能。詳細はKIJIMA TAKAYUKIの直営店舗までお問い合わせください。 https://www.kijimatakayuki.com/hatcare/
▼麦わら帽子、ストローハットなどの天然素材のハット
着用後は固く絞った柔らかい布で汗が付着しやすいスベリ部分(おでこや頭部に接する部分に付けられた布)を拭き取り、風通しの良い日陰に置き干して乾燥させます。シーズン中は、風通しの良い場所に保管し、シーズンオフはハットボックスなどに乾燥剤や防虫剤と一緒に入れて保管するのがおすすめです。
▼リサイクル素材やコットン製のキャップ
手洗い可能なものは中性洗剤でやさしく押し洗い、気になる部分は専用ブラシ等で汚れを落として陰干しをすると、型崩れを防ぎながら乾かせます。
ドライクリーニング表示のあるものは 、クリーニング店へご相談ください
▼フェルト生地などのハット
着用後はブラシで埃を払い、固く絞った柔らかい布で額が当たるスベリ部分を拭き取って、日陰の風通しの良い場所に置いて乾燥させます。
保管方法はストローハット同様、風通しの良い場所とハットボックスの使用がおすすめです。
▼ニット帽
手洗い可能なものは中性洗剤でやさしく押し洗いします。脱水の際はニットを引っ張らないよう注意しながら、タオルで優しく水気を取って日陰の風通しの良い場所で平置きで乾燥させてください。
ドライクリーニングが可能なものはクリーニング店へご相談ください。
「スタイリングで生きるデザイン」を追求しながら、アップサイクルプロジェクトanswer Itを通じて、ヴィンテージ素材やコレクション制作時に生まれる端材に新たな価値を見出し、唯一無二のアイテムへと生まれ変わらせているKIJIMA TAKAYUKI。answer Itが大切にしているのは、新しい素材を追うだけでなく、すでにある素材や技術の魅力を見つめ直し、新たな価値へとつなげることです。お気に入りの帽子を長く愛用することも、ものづくりの背景に目を向けることも、ファッションを楽しむひとつのかたち。デザインだけでなく、その一つひとつに込められたストーリーにも触れることで、帽子を選ぶ時間そのものが、ものづくりの背景に触れる豊かな時間へと変わるかもしれません。

KIJIMA TAKAYUKI
キジマ タカユキ
KIJIMA TAKAYUKIのコレクションは、様々な事柄から伝わる時代の空気感を、独自の視点とバランス感覚で取り入れ、「スタイリングで生きるデザイン」をコンセプトに置くハットブランド。1995年に東京・代官山にアトリエを設立し、1999年、直営店をオープン。アトリエでは熟練した技術を持つ職人たちが、手作業で一つひとつ丁寧に商品をつくり上げている。そこでは量産的生産方法には出来ない、柔らかく心地よい着用感を生み出す独自の技法が用いられている。









