Da-iCE・岩岡徹さんとのコラボプロジェクト「BACK TO SQUARE ONE」。環境問題解決のために大切なのは、小さな一歩を踏み出すこと
Da-iCE × ZOZOTOWNコラボ第三弾として発足した、Da-iCEパフォーマーの岩岡徹さんがディレクターを務めるライフスタイルブランド「COMFY」と、ZOZOTOWNによるコラボプロジェクト「BACK TO SQUARE ONE」。海や川に捨てられたペットボトルなどのプラスチックごみを資源として再生した素材を一部使用した、サステナブルなアイテムを提案しています。2024年9月6日~9月17日の受注販売に向けて、「BACK TO SQUARE ONE」に込めた思いや製作秘話を、Da-iCEの岩岡徹さんとコラボ企画を担当しているZOZOの守屋志能さんに伺いました。
「理想の服をファンと共有したい」 という思いから始まった「COMFY」
——岩岡さんがディレクターを務めるライフスタイルブランド「COMFY」を立ち上げたきっかけを教えてください。
岩岡 本当に着たい服、欲しい服をつくりたいと思い、「COMFY」を始めました。プライベートで着ている服や、使っている物をファンの皆さんと共有したかったんです。僕が着心地がいいと思う肌触りやサイズ感を追求してつくっているので、ゆったり着られるアイテムが多いですね。僕自身もダンスのレッスンやトレーニングで着用しています。
——「COMFY」では地球や人にやさしいサステナブルなアイテムを販売していますが、どのようなものがありますか?
岩岡 僕は家でお酒をよく飲むので、竹を使用したマグカップやタンブラー、歯ブラシなどをつくりました。竹は耐久性に優れているので、誤って落としても割れる心配がほとんどないですし、丈夫で長く使うことができます。
——なぜサステナブルなアイテムをつくろうと思ったんですか?
岩岡 環境問題については中学生ぐらいの頃から触れていました。自分ができることは小さいですが、Da-iCEとして多くの人の前でパフォーマンスをする中で、応援してくれるファンの方に何かメッセージを伝えたいという気持ちが徐々に芽生え、その想いはラジオなどのメディアで発信することでより一層強くなっていきましたね。
自身の原点に立ち返り生まれた 「BACK TO SQUARE ONE」
——今回のZOZOTOWNとのプロジェクト「BACK TO SQUARE ONE」はどのような経緯で始動したのですか?
守屋 岩岡さんと私たちZOZOの共通点は、ともに千葉県出身ということです。岩岡さんと一緒に千葉県を盛り上げたいという思いから始まったのが「BACK TO SQUARE ONE」。岩岡さんがディレクターを務めるライフスタイルブランド「COMFY」が、人々の生活と地球環境にやさしいアイテムを提案しているので、海岸等で回収したペットボトル等をリサイクルしてつくられた素材を使ったサステナブルなコラボ商品を考えました。
——デザイン面でこだわった点はありますか?
岩岡 「BACK TO SQUARE ONE」では、僕の原点に立ち返り、幼い頃に過ごしていた街並みを撮影し、その写真をデザインとしてプリントしています。よく遊んでいた公園や駄菓子屋を大人になってから訪れて、子どもの頃の気持ちを思い出しました。
守屋 「BACK TO SQUARE ONE」は、すごろくの専門用語で「振り出しに戻る」という意味があります。今回は、「原点に立ち返る」というテーマのもと、大人になった岩岡さんの視点で撮り下ろしたアイテムを提案しています。
岩岡 実は「Da-iCE」というグループ名もすごろくに由来しているのですが、メンバーは5人しかいないんです。「最後の一面を埋めるのは応援してくれるファンの皆さん」という意味を込めて、ファンネームは「6面(ロクメン)」にしています。「BACK TO SQUARE ONE」は、6面の皆さんへのメッセージでもあります。Da-iCEのライブも幕張をはじめ千葉で開催していることも多いので、ライブに来てくれた時には、少し寄り道をしたり散歩したりして千葉をもっと知ってもらえたら嬉しいですね。
環境問題に対して、 ものづくりを通してアクションを
——「BACK TO SQUARE ONE」のアイテムにはどのような素材を使用していますか?
守屋 海岸に漂着したプラスチックごみからつくる繊維製品「UpDRIFTⓇ(※1)」を一部使っています。ZOZOではこの素材を使ったアイテムの売り上げの一部を非営利団体に寄付することで、私たちも商品を購入してくれる方も一緒に環境保護に貢献できる仕組みを導入しています。
(※1)UpDRIF®は豊島株式会社が展開するプロジェクトです。 https://updrift.jp/
岩岡 プラスチックごみを再利用していると分からないくらい手触りが良い素材です。出来上がったアイテムも、着心地抜群の仕上がりになっています!
——今回は生産もサステナブルな方法を採用しているんですよね?
守屋 「Made by ZOZO」(※2)という受注生産システムを採用して、1着から生産をおこないます。ZOZOでは、通常販売の他にこのシステムを導入することで、ファッション業界で問題視されている大量生産、大量廃棄の課題解決を目指しています。今までのファッション業界では季節ごとに一定量をまとめて生産する方法が一般的でしたが、「Made by ZOZO」ではブランドが在庫を抱えるリスクが無くなるんです。
岩岡 「BACK TO SQUARE ONE」では、15パターンの受注生産が可能です。ラインナップは、Tシャツがブラックとホワイト、フーディーがブラック、ホワイト、グレーの3色です。
岩岡 違う写真を使った3種類のデザインから選んで、自分の好きなアイテムに落とし込みカスタムしました。僕のお気に入りはフーディーですね。こんなに手触りが良いフーディーは初めてです!
サステナブルなアクションを発信することで 起こる前向きな意識の連鎖
——生活をする上で何か環境や社会の課題に対して意識して行動していることはありますか?
岩岡 「COMFY」ではエコバッグも販売していて、僕自身も持ち歩いています。コンパクトに畳めて持ち運びができるので、買い物の時にビニール袋を買うことが減り、すごく便利ですよ。「COMFY」のエコバッグを買ってくれた方から、「コンビニやスーパーに行く時にいつも使っています!」などの声が届くと、つくってよかったと感じますね。
守屋 私も街中で「COMFY」のエコバッグを持ち歩いている人を見かけました!
岩岡 本当ですか?とても嬉しいです!僕は「節約=エコ」だと考えていて、他にも小さなことからアクションを起こしています。当たり前ですが、電気や水道もこまめに意識して節制節約していますね。無理に行動しなくても、日常の小さなアクションは環境問題に対する意識が芽生えるきっかけになります。そして、環境問題について周りに伝えていくことで、意識の芽生えが連鎖して、環境を守る大きな力になるんだと思います。
「COMFY」でサステナブルなアイテムを提案する岩岡さんとZOZOTOWNのコラボプロジェクト「BACK TO SQUARE ONE」。岩岡さんの故郷に対する想いを乗せてつくった地球にやさしいアイテムで、一緒に環境を守るアクションを起こしてみませんか?
岩岡 徹(イワオカ トオル)
千葉県千葉市出身のDa-iCEのパフォーマー。メンバー内で唯一の社会人経験者。近年は俳優活動も積極的に取り組んでおりドラマ・映画等の映像作品へも出演。
ライフスタイルブランド「COMFY」のディレクターを務める。
X:https://twitter.com/Da_iCE_TORU Instagram:https://www.instagram.com/da_ice_toru_iwaoka
COMFY(コンフィー)
日々の生活がより豊かに、そして優しく寄り添う。
居心地の良さ、快適さを追及したライフスタイルブランド。
official store:https://comfy-official.com Instagram:https://www.instagram.com/comfy_jp
守屋 志能(モリヤ シノ)
2021年、株式会社ZOZOに新卒12期生として入社し、マーケティング本部アライアンス部に所属。新規事業の立ち上げやZOZO CHAMPIONSHIPの運営、アーティストやアニメなどのIPコラボ企画を主に担当。Da-iCE × ZOZOTOWNプロジェクトでは企画責任者として全体のディレクションをおこなっている。
参考サイト