おしゃれとエシカルを兼ね備えた、環境にやさしいブーツとは
秋冬シーズンを前にブーツの新調を考えている人も多いはず。足元のおしゃれに欠かせないブーツには環境にやさしい素材でつくられたものがあり、それを選ぶことでサステナブルな社会づくりに貢献できることをご存知でしょうか。今回は、世界的に広がりを見せつつある、環境にやさしいブーツの種類や選び方をご紹介します。
リサイクルやカーボンフリーを意識した ブーツづくり
環境にやさしいブーツには、ナイロンや段ボール、コルクなどのリサイクル素材を使用したフェイクレザー、ヴィーガンレザーでつくられたものがよく見られます。これらのブーツは動物由来の素材を使用しないことからヴィーガンブーツとも呼ばれ、レザーやスウェードの質感を忠実に再現し、好評を得ています。有名ブランドでは、カナダのMATT & NATやオーストラリアのブランドストーン、イギリスのDr. Martensなどがヴィーガンレザーを使用したブーツを販売しています。
クラシックブーツで有名なUGGは、環境再生型の農場で調達した素材でブーツをつくり、製造過程でも炭素の排出量を極限まで抑えることに注力しています(※1)。ボディ部分のシープスキンは、自然環境の再生に取り組むセイボリー研究所の「Land to Market」(※2)認証を取得。サトウキビを使ったアウトソールはクッション性やグリップ力に優れており、性能も抜群です。
(※1)https://www.ugg.com/jp/classic-regenerate/ (※2)https://www.landtomarket.com
フランスの老舗ブランドであるAIGLEは、信頼できる素材による、より丈夫なアイテムを提案することで、環境に配慮したものづくりに取り組んでいます(※3)。中でもラバーブーツは、防水性と耐久性に優れた天然ゴムを主原料として使用しています。裁断後のゴム片などが再利用され、1足のラバーブーツの約35%がリサイクル素材となっています。
デザイン性・機能性を両立した商品が豊富
ZOZOTOWNでは環境にやさしいブーツを多数取り扱っています。足元のおしゃれを楽しみながら環境への配慮も考えることが、サステナブルな社会の実現につながっていきます。
素材や取り組みから考えたい、 ブーツ選びのポイント
環境にやさしいブーツは素材や製造工程が様々で、機能性も多岐にわたります。購入する際には次のようなポイントを意識して、自分に合ったものを選びましょう。
・リサイクル回収をおこなっているブランド・メーカーの商品
・エシカルな取り組みをおこなっているブランド・メーカーの商品
・製造過程で動物実験をおこなっていないクルエルティフリー認証や、動物性由来の素材を使用していないヴィーガン認証を受けているブランド・メーカーの商品
・フェイクレザーやリサイクル素材を使用した商品
・CO2の排出量など、製造過程で環境への負荷が少ない商品
・ライフスタイルに合った機能性を持つ商品
様々なブランド・メーカーがサステナブルな社会を実現させる一環として、環境にやさしいブーツの開発・製造に取り組んでいます。これらの商品は素材へのこだわりはもちろん、デザイン性の高いものも数多く、おしゃれアイテムとしても十分に活用できます。今後、ブーツを選ぶ際にはエシカルやサステナビリティに配慮されているかを確認し、環境保全について考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。