水着にも「ジェンダーレス」の波。海やプールでも自分らしく過ごせるアイテムを紹介
「女性はビキニ、男性は海パン」というような固定概念も時代と共に変わり、水着デザインのバリエーションが豊かになってきました。そこで新たな選択肢として登場したのが「ジェンダーレスな水着」。肌の露出が比較的少なく男女差のないデザインで、性別や体型にとらわれず自由なスタイルを楽しめると注目を集めています。今回はジェンダーレスな水着が注目されるようになった背景や、ZOZOTOWNで購入できるアイテムを紹介します。
ジェンダーレスな水着が話題に。 水着のデザインも多様化。
「女性らしさ」「男性らしさ」という固定概念や性差による区別を無くしていこうという考え方である「ジェンダーレス」。昨今はファッションやコスメなど、ジェンダーレスな商品が続々と登場してきていますが、水着にもその流れが見られるようになってきました。
昨年、水泳用品や介護用品の製造、販売をおこなう「フットマーク」が男女共用の「ジェンダーレス水着」を発表し大きな話題に。きっかけは「どの水着を選んでいいかわからない」という性の悩みを持つ生徒さんがいるという販売店からの相談だったそう。そこから、水着に対する不安を払拭し、水泳授業に前向きに取り組める様な水着の販売へと繋がったそうです。今年本格発売が始まり、2023年度は全国で200以上の学校が導入を検討しています。
デザインは上下が分かれたセパレート型で、上着は長袖で露出が少なく、ボトムスはハーフパンツで体のラインが出にくい形状。男女同じ仕様にすることで「ジェンダーレス対応」や「肌を見せたくない」という声に応えるだけでなく、「肌の疾患が気になる」「手術跡を見せたくない」「日焼けしたくない」など様々な悩みを解決する水着として、水泳の授業に参加できるように開発したということです。
今年は、スクール水着以外でも、ジェンダーレスなデザインの水着が数多く登場。タンクトップタイプや水陸両用のカーディガン、ラッシュガードなどファッション性の高いアイテムもあり、個々の好みに合わせて、より普段のファッションに近い感覚で水着選びができるようになってきています。
ZOZOTOWNで買える ジェンダーレスに着られる水着を見てみよう
「ジェンダーレス水着」と銘打っていなくても、男性・女性の身体的特徴を際立たせないデザインの水着がZOZOTOWNに続々登場。長袖の羽織りタイプや、タンクトップ+ショートパンツのようにセットアップで着こなせるものなど、洋服のような感覚で着られる水着が多くのブランドから展開されています。
ラッシュガードパーカー
男女兼用で着られるゆったりとしたサイズ感なのでファミリーやカップルにもおすすめ。UPF50+の素材が紫外線をしっかりカットし、フードをかぶれば首元の日焼け防止にも役立ちます。更に指穴付きで、手元の日焼けもカバー。
ファンクションタンクトップ
ラッシュガード撥水加工を施し、水陸両用が可能。ファッショナブルなタンクトップ型だから、普段のコーディネートにも取り入れやすそう。軽量でシワになりにくく、動きにフィットするストレッチ素材を使用。紫外線カット(UPF50+)。
水陸両用カーディガン
デイリーに活躍する、すっきりとしたデザインの水陸両用カーディガン。羽織りとして1枚あると便利なアイテムです。UVカット率98.8%、プールでも色落ちしにくい耐塩素生地で、機能性も充実。便利で安全なチャック付きポケットもうれしいポイント。
多様性を尊重する時代の変化が、水着のバリエーションにも反映されてきています。それはつまり、日常のあるシーンにおいて、他者からの一方的な性別の区別に心を悩ませている人がいる、ということでもあります。そういった悩みに寄り添うアイテムが増えてきているということを知ることは、夏のファッションを楽しむ上でも大切にしたいポイント。ZOZOTOWNで、自信を持って自分らしさを表現できる水着を選んでみませんか。