服をもっと楽しむために。FUTURE ARCHIVEの新しいスタイリング。
今年で50周年を迎えるセレクトショップの「BEAMS(ビームス)」。洗練された審美眼で、旬なファッションアイテムを厳選しながら、オリジナルのレーベルやブランドでも独自スタイルを発信しています。なかでも、Z世代を中心に大きな注目を集めているプロジェクトが「FUTURE ARCHIVE(フューチャーアーカイブ)」。その名の通り、“未来のアーカイブ”として、次世代の新たなスタンダードとなるプロダクトを提案しています。そこで今回は、ディレクターの飯塚昴さんに、プロジェクトの魅力や着こなしのポイントを伺いました。さらに、ZOZOの若手スタッフたちが最新アイテムを使ったスタイリングにも挑戦!一足先に今季注目の秋コーデをお届けします。
未来のアーカイブ? FUTURE ARCHIVEのコンセプト。
現在、FUTURE ARCHIVEのフラッグシップ的なショップとして展開している、「ビームス 原宿 アネックス」に、3名のZOZOスタッフと共に訪問。まずは飯塚さんにプロジェクトのコンセプトから尋ねました。
飯塚昴(BEAMS メンズカジュアルバイヤー・FUTURE ARCHIVEディレクター)2016年にビームスに入社。渋谷店や原宿店のスタッフを経て、BEAMS メンズカジュアルのバイヤーに就任。2022年にFUTURE ARCHIVEをスタート。ディレクターとして、さまざまなアイテムを生み出している。
「FUTURE ARCHIVEはビームスから派生したプロジェクトで、レーベルやブランドとは異なる位置付けです。コンセプトは、過去のカルチャーをオマージュしながら10年先も着用でき、20年後や30年後も語り継がれるプロダクトを生み出すこと。その上でコミュニティを作ることも重視していて、10代や20代の若いクリエイターやアーティスト、ブランドさんとのコラボレーションにも力を入れています」。
メインターゲットは、10代から20代。ファッションの楽しさに触れてもらいつつ、アイテムを通して過去のカルチャーに触れてもらう狙いもあるとか。「オリジナルアイテムは、トレンドを意識しながらも、エッジを効かせたデザインが多く、様々な年代を象徴するカルチャーやヴィンテージのウェアから着想を得ています。シーズンごとにテーマが変わりますが、今季の秋冬のコレクションは、アメカジをベースに、2000年代のグランジの雰囲気やミリタリーの要素を取り入れました」。
そう語りながら、飯塚さんが手にするのは秋冬アイテムの『クラッシュスウェット』。銃で撃たれたようなダメージ加工が施され、インパクトのある着こなしが楽しめます。
ひとつのアイテムと、長く付き合うコツ。
「10年先も着られる」というコンセプトは、ひとつのアイテムを長く大切に愛用する、サステナブルな視点にもつながりそうです。そこで、どんなアイテムを選べば、長く付き合うことができるのかを聞いてみました。
「もちろんデザインも大切ですが、生地の質感や素材にも注目していただきたいです。例えば、経年変化が楽しめる生地は、長く愛用することで、いろんな表情が楽しめますよね。オススメは新型でリリースする『バギーフレアパンツ(今秋発売予定)』ですね。これまでは太めのシルエットが主流でしたが、今季は少し細めのシルエットに一新しています。きれいめなスタイリングにも合わせやすく、腰履きしたときにも裾が程よくたまるよう、細かなバランスまで調整しました。3年くらい経つと、まったく違う表情になっているんじゃないですかね」。
新しい自分に出会う、スタイリングに挑戦。
「若い世代も、もっとファッションを楽しんでほしい」という飯塚さん。そこでZOZOの若手スタッフ3名が、FUTURE ARCHIVEの新作アイテムを、飯塚さんのアドバイスのもと、自身のスタイルに取り入れてみることに。
【小倉181cm:スラブヘンリーネックTシャツ Sサイズ着用】
「普段はボトムで遊ぶことが多いです」という小倉さんは、ペイント入りのホワイトデニムを着用。そんな存在感のあるボトムに合わせるトップスとして、シンプルな『スラブヘンリーネックTシャツ』に注目。着こなしのポイントとして飯塚さんは「ヘンリーネックのボタンは外したほうがいいかも」とアドバイス。適度に抜け感のあるカジュアルなスタイルが完成。
小倉:「モノトーンのコーデが多いので、この色のヘンリーネックは即戦力。夏も重宝するけど、そのまま秋も愛用したいです」。
【新川172cm:フェードナイロンMA-1 Sサイズ着用】
白シャツ&黒タイのモードスタイルに、透け感のあるニットをアクセントにする新川さん。「自分のファッションの幅が広がりそうで楽しみです」と、飯塚さんと一緒に店内のアイテムをチェック。そして選んだのが、秋冬のアウターとして活躍する『フェードナイロンMA-1(今秋発売予定)』。「そのシャツの上から羽織るだけで、違う雰囲気になりますよ」という飯塚さんの言葉通り、ほどよくワイルドな着こなしに。
新川:「こういったボリューム感のあるアウターは初めてなんですけど、思った以上にシャツに合いますね。今秋はシャツオン短丈アウターもいいかも。これ、ZOZOTOWNで販売されたら買います!(笑)」。
【松下168cm:クラッシュスウェット・リブタンクトップ Sサイズ着用/スラブデニム Sサイズ着用】
プリントTシャツとボーダーをレイヤリングする松下さん。「カジュアルだけど、ちょっとかわいいポイントがあるウェアが好きです」と言いながらも、セレクトしたアイテムは、飯塚さんが今季一押しする『クラッシュスウェット』と『スラブデニム(今秋発売予定)』に挑戦。「メンズライクなデザインですが、女性が着ても違和感ありません。スウェットは、少しゆったりサイズを選んでもかわいいかも」と飯塚さん。
松下:「上下共にシルエットがかわいいです。ボトムはゆったりしているけど素材がしっかりしているから綺麗に見えるしバランスがいいかも。新しい自分です!(笑)」
FUTURE ARCHIVEで、 ファッションをもっと好きに。
3人とも、FUTURE ARCHIVEのアイテムを実際に手に取り、お気に入りのアイテムに出合えた様子。そこで最後に、飯塚さんに、Z世代のZOZOユーザーに向けて、ファッションの楽しみ方を聞いてみました。「ファッションにこだわる理由は人それぞれですが、洋服自体にもパワーがあると思っています。自分が気に入った洋服を着ることで、気分もよくなるし、日々が充実して、いい出会いにつながることも。それこそがファッションの楽しさであり、可能性だと感じています。だから、これからオシャレを楽しみたいという方は、まずは自分のテンションが上がる洋服を見つけることから、始めてみるといいかもしれません。もし、どんなアイテムを選べばいいか、わからないときはZOZOTOWNをチェックしたり、お店に遊びに来てもらえれば、一緒に探すお手伝いをします。FUTURE ARCHIVEを通して、ファッションをもっと好きになってもらえると嬉しいですね」。
※本記事は2026年7月時点の取材に基づいた記事です。

FUTURE ARCHIVE
フューチャーアーカイブ
「FUTURE ARCHIVE」では、そのシーンから生まれるものごとを未来におけるアーカイブと捉えながら、ビームスの視点で編集し、大きく提示していきます。目指すのは、「いま、ここ」=「ファッション」が肯定される場所。現在を積み重ねることからしか、未来はあり得ないから。












