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子どもから大人までシェアして楽しめる服。ARCH&LINEの魅力

「子どもと大人が一緒にファッションを楽しめること」をモノづくりの原点に置き、性別や年齢にとらわれない、シームレスなデザインを展開する「ARCH&LINE(アーチアンドライン)」。上質な素材と洗練されたシルエットで、親子でのシェアや「お下がり」を前提としたタイムレスな服づくりを続けています。2024年9月には、国際的な社会・環境認証「B Corp」を取得。大人だけではなく、次世代の子ども達にもファッションを通じてさまざまな問題に目を向けてほしいと、1着の服が未来へつながるための循環の仕組みづくりや、対話のきっかけとなる発信を続けています。今回は、代表取締役の小池直人さんにブランドに込めた想いと、1着の服から始まるサステナブルな循環について伺いました。

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「真面目さ」の中に「遊び心」を。 ARCH&LINEのモノづくり

ブランド名の「ARCH&LINE」には、「いつでも『真面目さ(LINE)』の中に、『遊び心(ARCH)』を忘れずにいたい」という想いが込められています。2012年の設立以来、「子ども服を起点にしながらも、エイジレス・ジェンダーレス・タイムレスを軸に、世代を超えて愛される服を追求してきました。

展開するのは、日常使いしやすいベーシックなアイテムが中心。しかし、それは単なるベーシックにとどまりません。シルエットの取り方や素材選び、色使い、細やかなディテールの工夫によって、着た時に少し気分が上がる“遊び”を取り入れているのが大きな特徴です。

例えば、毎シーズン展開しているプリントTシャツや定番のスウェット。見た目は親しみやすくキャッチーですが、その背景には絶滅危惧種や環境への関心、そして長く着続けるための素材選びや縫製への配慮が込められています。


▼「長く着ること」を前提とした緻密な設計
「一見するとキャッチーで楽しい印象でありながら、実は細部まで緻密に設計されている。そのバランスを大切にしています。」と小池さんは語ります。デザイン性だけでなく、長く着られることを前提とした実用的な工夫も。成長に合わせて着用期間が短くなりすぎないよう、ややゆとりを持たせたシルエットにしたり、袖口やウエストには調整しやすい仕様を取り入れたりと、パターン(型紙)の段階から工夫を重ねています。素材面では、洗濯を繰り返しても型崩れしにくい生地や、洗い込むほどに風合いが増す素材を厳選。縫製・素材の両面において、お下がりとして受け継がれた際にも、より味わいが増してきれいに見える。使い続ける中で違いが表れる細部にこそ、ARCH&LINEの誠実さが宿っています。

ARCH&LINE代表取締役/デザイナーの小池直人さん。新潟県出身。エスモード卒業後、(株)ジム、(株)トゥモローランドでメンズデザイナー業務に携わる。その後フリーランスのデザイナーとして多数のアパレルディレクション・リブランディングに携わりながら、2012年にARCH&LINEをスタート。

また、服そのものの寿命を少しでも伸ばすことは、特別なことではなく、身近で現実的なサステナビリティの一つだと捉えています。新しいものを次々と生み出すだけでなく、今ある1着を少しでも長く着続けること。サイズアウトして終わりではなく、兄弟や友人へ受け継がれ、さらには大人になっても記憶に残る1着であること。そうした「時間の流れ」も含めて、服の価値だと考えています。

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B Corp認証の取得と、その先へ

こうした考え方は、社会や環境に向き合うブランドとしての姿勢にもつながっています。これまでのモノづくりや事業活動の中で大切にしてきた価値観を、より客観的に見直し、社会に対しても説明できる形にしたいと考え、2024年9月に米国の非営利団体B Labが運営するB Corp認証を取得しました。認証取得のプロセスで印象的だったのは、B Corpが単なる環境認証ではなく、ガバナンス、従業員、コミュニティ、環境、そして顧客との関係性まで含めた「企業のあり方全体」を問う仕組みであるという点です。B Corp認証の取得を目指す過程は、自分たちの現在地を知り、不足している部分にも真摯に向き合うきっかけとなりました。

(※)社会・環境に配慮した高いパフォーマンス、説明責任、透明性を持つ企業に与えられる国際認証 https://www.bcorporation.net/

取得後は、お客様や取引先との会話の中で、ブランドの姿勢がより伝わりやすくなったと感じています。スタッフの間でも「自分たちの仕事は、商品を作って売ることだけではない」という認識が広まり、日々の判断において「よりよい選択はどちらか」と考える視点が少しずつ増えました。認証はゴールではなく、あくまでスタート。これからも言葉だけでなく、商品やサービスの質を通じて、信頼を深めていきたいと考えています。

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ARCH&LINEの想いを体現するアイテム

これまでご紹介してきたARCH&LINEの想いは、一つひとつのアイテムにも息づいています。いわゆる“おそろい感”を強く出しすぎず、それぞれの年齢や着方に自然になじむペアリングを大切にしています。自然や生きもの、環境といったテーマについて、もっと気軽に話せるきっかけになればと、Tシャツには毎シーズン絶滅危惧種をモチーフにしたデザインを取り入れています。「この動物は何だろう?」という疑問が、動物の生態系、環境問題へ関心を持つ入口になることを願っています。

他にもARCH&LINEで人気の定番アイテムについて、おすすめポイントを聞きました。


▼ORGANIC COTTON PRINT TEE
ARCH&LINEの定番人気素材である、GOTS認証オーガニックコットン100%の天竺を使用。準絶滅危惧種であるナキウサギをモチーフにしたキャラクター“ナッキー”をプリントしました。襟ぐりはコンパクトに設計されており、サイズアップしてもすっきりとした印象を保てます。年間を通して着やすく、親子やきょうだいでのシェアにもおすすめです。 

▼LINEN/RAYON OPEN COLLAR SHIRT
真夏に着やすい、リネン×レーヨン素材の開襟シャツ。接触冷感があり、乾きやすい生地を使用しています。リネンは比較的栽培期間が短いことから、農薬や水の使用量が比較的少ない素材としても注目されています。1枚でも羽織りでも使いやすく、ジェンダーを問わず着用できます。

▼ UV CUT CRAZY キャップ
サイドの“&”刺繍がアクセント。リサイクルナイロンを52%使用し、UVカット(遮蔽率95%)、撥水、接触冷感、透湿と機能面も充実しています。後ろはマジックテープで調整可能なため、ギフトやリンクコーデにも取り入れやすいアイテムです。

▼EGG BAG MEGA
人気のEGG BAGシリーズの大容量モデル。容量は30Lで、8歳ごろから大人までさまざまなシーンで活躍するサイズ感。生地には、再生ポリエステルを45%使用し、弱撥水仕様や雨の侵入を防ぐタブ付き。タブレットやノートPCも収納しやすく、日常に寄り添ってくれるバッグパックです。

ARCH&LINEでは、長く着ることを前提とした服づくりに加え、その先の循環を見据えた取り組みを広げています。リメイクイベントを通して、服を直したり、つくり替えることで、その価値をあらためて見つめ直すきっかけを生み出したり、新ブランド「4DO4DO(フォードゥーフォードゥー)」では、既存の服や素材を活かしながら、染めやリメイクによって新たな魅力を引き出す試みも進めています。1着の服が、誰かのもとで役割を終えたあとも、形を変えながら次へとつながっていくこと。そんな心地よい衣類の循環を、これからも提案し続けていきます。


※本記事は2026年5月時点の取材に基づいた記事です。

ARCH&LINE

アーチアンドライン

ARCH&LINEのモノづくりの基本は、子どもと大人が一緒にファッションを楽しめること。子ども服でありながらディテールまでこだわったデザイン。子どもの成長と共に、風合いも増していく上質な素材を使い、いつの時代でもスタンダードで美しいと思える服づくりを目指しています。

参考サイト

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