歯磨き習慣にもサステナブルを。手軽に始められるエコ、竹歯ブラシのすすめ
近年、エコバッグやマイボトルなどに続き、歯ブラシを選ぶときもサステナブルな選択をする方が増えてきています。一般的に持ち手は合成樹脂(以下プラスチック)、ブラシはナイロンでできた人工毛のものが多い歯ブラシ。定期的に買い替えが必要なアイテムにもかかわらず、市町村によっては可燃ごみではなくプラスチックごみとして回収されており、廃棄後の環境への負荷も心配です。そこで日々何気なく使っている歯ブラシを、環境にもやさしい竹歯ブラシに変えてみませんか?今回は、身近に取り入れやすいサステナブルなアイテムとして、竹歯ブラシの魅力を紹介します。
竹でできた歯ブラシがサステナブルな理由
竹歯ブラシとは、持ち手が竹でつくられている歯ブラシのこと。竹は、世界一早く成長する植物ともいわれる生命力の強い植物で繁殖力が高く、人工肥料や農薬、殺虫剤などを使用しなくても早く成長します。
竹にはCO2を吸収するという性質があり、CO2削減効果が期待できるサステナブルな素材として注目を集めています。ブラシ部分も天然素材や植物性の原料からつくられたバイオベースのナイロンや、人体に悪影響を及ぼすと考えられている化学物質BPA(ビスフェノールA)を使用していないナイロンを使っているものが多く、化学物質に過敏な人にもおすすめです。
竹歯ブラシの特徴と交換のタイミング
竹歯ブラシはプラスチック製のものにも負けない強度を持っています。
竹は昔から「竹筋コンクリート」として鉄筋の代替に利用されていたほど頑丈です。竹は抗菌性や消臭性がある素材ですが、ブラシ部分の毛先が広がったり衛生面が気になったりしたら交換するタイミング。歯ブラシとして使い終わった後も、キッチンやバスルームなどの細かい箇所の掃除に活用できます。
また、持ち手の部分は燃えるごみとして廃棄できるほか、コンポストで土に還すことも可能。竹歯ブラシは最後までサステナブルに使えるデイリーアイテムなのです。
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小さなことかもしれませんが、毎日の習慣で使うアイテムにエコな選択を取り入れると環境に配慮したアクションになることがたくさんあります。日々の生活の中で口にするものや使うもの、私たちの行動、選択の一つひとつに目を向けてみてはいかがでしょうか。


