妊娠出産に関する悩みや更年期の悩みなど女性の健康課題は人によって様々。生理についても、悩んだことがある方が多いのではないでしょうか。
2023年に三菱地所が発表した「働く女性 健康スコア」（※）では、大多数の女性が月経困難症やPMSの自覚がありながら、対処できていないという結果が出ました。

ZOZO社内で＜女性の健康「生理」に関する理解度のアンケート＞を実施したところ、「生理期間中は生活面、仕事面でいつも通りのパフォーマンスを出せないと感じる」と回答した女性は9割以上という結果に。しかし、約3割の女性が「体調不良が生理によるものだと周囲に伝えづらい」と回答しました。

▼女性の回答結果

一方で、男性からは約７割の男性が話しにくいこと、タブーだと感じている一方で、「職場で女性が生理による不調を訴えた場合は、無理をせず体を休めてほしい」、「サポートしたいと思う」などといった生理に関して支援したいという声が寄せられました。

▼男性の回答結果

生理による体調不良を改善すると、仕事のパフォーマンスが上がるという調査結果も出ています（※）。生理休暇を取得しやすい職場環境づくりはもちろん、もっと女性自身が周囲へヘルプサインを出していくことで、生理中でも過ごしやすく、働きやすく感じることができ、結果的に女性の社会活躍にもつながるのかもしれません。

三菱地所では働く女性の未来に寄り添うプロジェクトの一環として、誰でもオープンに身体の悩みを相談する「まるのうち保健室」を推進。「生理によってなんとなく体調が悪くなる」という女性特有の悩みにフォーカスした「まるのうち保健室オリジナル健診プログラム」などの取り組みをおこなっています。
また、生理に関する悩みだけではなく、健康に関して相談できるサービスも増えてきているので、日々の体調管理に取り入れてみてはいかがでしょうか。

厚生労働省「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」
生理痛や貧血、PMSなど生理に関する悩みは人によって様々。まずは自身の悩みについて、正しい対処法を調べてみましょう。

ユニ・チャームの生理管理アプリ「ソフィガール」
生理周期を把握し、体の調子の変化が分かると安心ですよね。生理管理アプリ「ソフィガール」なら、ワンタッチで生理日を入力でき、簡単に体調を記録することができます。

厚生労働省「女性の健康週間 婦人科受診のトリセツ」
生理痛や生理不順は子宮内膜症や子宮筋腫といった病気が原因の可能性もあります。気になる症状がある方は、厚生労働省「女性の健康週間 婦人科受診のトリセツ」を参考に、まずは婦人科に相談してみましょう。

人によって生理に関する症状は様々。我慢せず医療機関に相談することも大切ですが、日常生活で役立つアドバイスや、体験に基づいた具体的な対策を友人などから聞くことも、自分の身体と向き合う方法の一つです。生理について、まだまだオープンに話しづらいかもしれませんが、生理中も快適に過ごせるよう、この機会に友人やパートナーと話したり、食生活や日々の体調管理の見直しをしてみるなど、症状を緩和させるための方法を試してみてはいかがでしょうか。